冬前の今がオススメです。凍結防止剤【塩カリ・塩カル】の対策法!
こんにちは、クルマチャンネルです。
雲海が綺麗な季節になりましたね。秋が終わればすぐ冬ですよ。
冬になれば凍てつく道路に撒かれるのが凍結防止剤の塩カリまたは塩カルです。
車が凍った道でスリップして事故を起こさないために撒かれるものですが、
車本体には結構なダメージを与えます。
簡単に言えば海の中に鉄を沈めておくとすぐに錆びてしまいますよね。
あれと同じで塩カリ・塩カルも主成分は塩なので、車の下廻りに付着し続けると
あっという間に錆びてしまいます。
黒っぽい車に乗ってる方ならわかると思いますが、ボディ面が真っ白になる”あれ”
です。
今回はこの塩カリ・塩カルの被害を防ぐにはどうしたらいいのか、いくつかご紹介
したいと思います。
■そもそも塩カリ・塩カルとは。
道路にある雪や氷などを解かす目的で撒かれる凍結防止剤、または融雪剤のこと。
主成分は塩化カルシウムでできている。雪や氷を解かす反面、ガードレールや植物、
自転車等に悪影響を及ぼすため近頃では代替品の開発が進んでいる。
ちなみに、人体にも良くなく、ある一定の量が体内に入ると血圧低下などを引き起こし
かねません。素手で触ると手荒れを引き起こします。取り扱いには十分ご注意を■
【アンダーコートを塗装する】
車の下回りは鉄だらけです。前述したように、塩分が付着した状態が続くとあっと
いう間に錆びてしまいます。新車、もしくは中古車の納車時にしてもらっておけば
いいのですが、そうでなければ今からでも遅くはありませんのでオススメ致します。
カーディラーやオートバックスなど、販売店に行けばやってくれますのでお早めに。
金額は様々ですが、安い所では2万円ぐらいでしてくれます。
また持続期間は2年から3年ほどです。
なお、全く汚れていない新車の時点でコーティングすると効果は抜群ですよ。
アンダーコートといってもたくさん種類があり安価なものから高価なものまで
ありますが、その販売店さんがオススメするコーティングなら安心ですね。
【定期的に下回りを高圧洗浄する】
今はまだ塩カリ・塩カルが撒かれていないのでいいですが、冬になり撒かれだすと
定期的に高圧洗浄をすることをオススメ致します。
家庭には高圧洗車機はないのでケルヒャーなどがあればそれでも出来ますよ。
錆びる前に塩分をしっかりと落としてくださいね。
【車検時に錆び止め塗装をしてもらう】
2年に1度の車検時に下回りを錆び止め塗装してもらいましょう。
安い車検がいいからと言って錆び止め塗装を省くと後々痛い目にあいますよ。
車検時に塗装する錆び止めのほとんどが約2年しか持ちませんので、車検毎にする
事をオススメ致します。
【自分で錆び止めを塗装する】
楽天やアマゾン、ホームセンターなどでも売っていますが、「シャシブラック」、
「塩害ガード」、「防錆剤」というスプレー缶で自分で塗装することも可能です。
ただ、外で行うときは塗料が飛び散らないように風向きなどをしっかり考慮して
行いましょう。
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【まとめ】
備えあれば憂いなし。冬前に出来ることはしっかりと準備しておきましょう。
あなたに愛車を長く維持して頂くために。