当て逃げにあった時の対処法です。知っておくべきですよ。
こんにちは、クルマチャンネルです。
「昨日まで車にこんなキズなかったのに~。」とか駐車場に止めてたら誰かに
当てられた~。」とかっていう経験ないですか?
どんなに注意していてもたまには「ゴツンッ!」っとやってしまう事ってありますが、
その後知らんふりをして逃げていく方がいるようで・・・。
俗にいう「当て逃げ」というものですが、本当に困りますよね。
今回は当て逃げされた後の対処法をご紹介したいと思います。
まず、当て逃げをした人へ!
当て逃げは立派な犯罪です!!
■道路交通法第72条より
交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下こ
の節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を
救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。
この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを
得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいる
ときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は
駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び
場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及び
その損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について
講じた措置を報告しなければならない。
■道路交通法第119条より
(交通事故の場合の措置)第一項後段に規定する報告をしなかつた者は、三か月以下の
懲役又は五万円以下の罰金に処する。
【簡単にまとめると】
事故を起こした後は警察に報告しなければいけません。その義務に反すると3ヵ月以下
の懲役または5万円以下の罰金になるということですね。
これを見ても分かるように立派な犯罪なんです。
では、当て逃げをされた後の対処法を見ていきましょう。
【損傷部分を触らない】
当てられた部分が軽傷でも重傷でも決して触ってはいけません。
なぜなら、触って形を変えたり、相手の車の塗装が付いているのを取って綺麗に
してしまうと証拠が残らず警察の捜査に影響が出てしまいます。
もし、布などで簡単に取れそうなキズでも決して触らないようにしましょう。
【警察に連絡をしましょう】
当て逃げをされたら、損傷部分には何もせずに警察を呼びましょう。
警察に連絡をして現場検証をしてもらい、事故報告をしてください。
その報告で事故証明をもらっておきましょう。
捜査により相手がわかれば、損害賠償を求めることができます。
【保険屋さんに連絡しましょう】
もし相手が見つからず損傷部分も重傷の場合、自動車保険を使って修理をしましょう。
警察より発行してもらった事故証明があれば当て逃げの場合でも、自身が
「車両保険特約」に加入していれば、保険で車を修理する事ができます。
≪まとめ≫
当て逃げに合わない保証はないので、備えあれば憂いなしで車両保険特約に加入する
ことをオススメしますね。
安心なカーライフを。