スバル S207が発表!すでに限定400台達成で、販売終了!?
こんにちは、クルマチャンネルです。
スバルの中で最も有名な車種はやっぱり「レガシィツーリングワゴン」ですが、
「インプレッサ」も忘れてはいけません。
そのインプレッサのSシリーズの新型が2015年10月28日に発表されました。
Sシリーズの歴史は2000年4月に「S201」が発売されてから約15年にもなります。
今回はその「Sシリーズ」をご紹介しましょう。
【インプレッサ S201】
2000年4月にデビュー。2000年の東京オートサロンにプロトタイプが出典され、発売に
あたってエアロパーツなどがサービス性を考慮して取り付け方法が変更された。
STIワークスがそれまでの経験を注ぎ込み完成させたオフロードスポーツカー。
ワークスチューンされたエンジンは最高出力221kw(300PS)を出すBOXERエンジン。
約2年間かけて作り上げたS201は足回り、ボディ、すべてにおいてフルチューンされた
マシンに仕上がっています。
販売価格は390万円。限定300台。
【インプレッサ S202】
2002年6月にデビュー。
先代のインプレッサからフロントマスクが大幅に変更されたGD系のコンペディション
モデルの「type RA spec C」をベースに作成された。
クラス最強のパワーウェイトレシオとベストバランスにこだわり、エンジンと
シャーシチューニングを施したS202。また6速ミッションが採用されている。
販売価格は360万円。限定400台。
【インプレッサ S203】
2005年1月にデビュー。
通称”丸目”から”涙目”に変更された「WRX STI」をベースに作られた。
また「グローバルピュアスポーツセダン」をコンセプトワードに、欧州の上級スポーツ
カーと競り合うことのできる車を目指した。
特に高速ワインディングロードを速く気持ちよく走るイメージを描き、SUBARU
ワールドラリーチームのドライバー”ペター・ソルベルグ”も開発に加わった。
また内装にはSTIとレカロ社の共同開発の専用ドライカーボン製リクライニング機構付
フロントバケットシートなどを装備していた。
販売価格は460万円。限定555台。
【インプレッサ S204】
2006年1月にデビュー。
丸目から”鷹の目”に変更されたGD系の後期、F型をベースに作成された。
高評価を得たS203をベースに、大きな変更点は前後にパフォーマンスダンパーを
採用することでハンドリングの向上など走りの質感を大きく上げている。
また、このダンパーはヤマハ社との共同開発であることも当時話題を呼んだ。
販売価格は480万円。限定600台。
【インプレッサR205】
2010年1月にデビュー。
2007年にフルモデルチェンジをしたGRB系が3年の年月をかけてようやく発売された。
204までのスポーツセダンではなくスポーツハッチバックということからこれまでの
”S”ではなく”R”に変更された。
エンジンはノーマルを搭載したが、それ以外はフルにチューニングされたマシンと
なった。
販売価格474万円。限定400台。
2011年11月にデビュー。
”ドライブからアートへ”をコンセプトに開発された。
専用内外装を備えたコンプリートカーで、専用大型フロントアンダースポイラー、専用
フロントフェンダーアウトレットグリル、STI製トランクスポイラー、専用高級革巻
ステアリングホイール、専用RECARO製バケットタイプシート、などを装備している。
また同年のニュルブルクリンク24時間レースでのSP3Tクラス優勝を記念し、カーボン
ルーフや専用ドライカーボン製リアスポイラーなどを追加した「NBR CHALLENGE
PACKAGE」も発売された。
販売価格540万円。300台限定。
2015年10月にデビュー。
発売「1日」で完売した大人気車種。また発売後の翌月の東京モーターショーに出展
されている。2014年8月にフルモデルチェンジされてから今までの”インプレッサSTI”と
いう名称から”WRX STI”に変更された。型式はVAB系。
2002年のS202で出した最高出力300psを続けてきたが、S207でようやくその壁を超え
ることに成功する。最高出力は328ps。
また、ニュルブルクリンク24時間レースよりドライカーボン製リヤスポイラーや、
クラス優勝記念オーナメントを装着した「NBR CHALLENGE PACKAGE」も発売。
販売価格は599万円。限定400台。
≪まとめ≫
インプレッサが1992年に発売されて以降、SUBARUワークスが様々な開発を繰り返し
ながら生まれてきた「Sシリーズ」。
更なる進化を遂げた次代の「S208」も楽しみですね。