いよいよ新型プリウスが2015年末に発売されますね。なんと言ってもその燃費にご注目!!
こんにちは、クルマチャンネルです。
いよいよ約6年ぶりにプリウスの新型が発売されますね。
フルモデルチェンジでここまで騒がれる車は他にはないような気がします。
やはりそこにはトヨタのブランド力と世界でも最先端の「ハイブリッドシステム」を
以前よりさらに進化させて搭載している車だからだと言えるでしょう。
今回はさらなる進化を遂げた新型プリウスの変更点をご紹介していきたいと思います。
【燃費】
◆初代プリウス NHW10
28km/L ※1(10.15モード)
◆2代目プリウス NHW20
35.5km/L ※1(10.15モード)
◆3代目プリウス NHW30
30.4km/L ※2(JC08モード)
◆新型4代目プリウス
40km/L以上 ※2(JC08モード)
※1 10.15モードとは
2011年3月までの日本で使われていた自動車の燃費測定法。都心部(靖国通り)や
郊外(甲州街道)を想定して燃料1Lでの走行距離を測定する。
測定は完全暖気後にシャーシダイナモ(測量台)で行われたり、ガソリンを一切
積まず、供給装置にてガソリンを送っていたため測定数値はかなり高めに出る。
実燃費は約6~7割ぐらいである。
※2 JC08モードとは
2011年4月以降、以前の10.15モードに変わり始まった燃料測定法。
測定はシャーシダイナモで行うが、コールドスタート(暖気前始動)、測定平均速度
及び最高速度の上昇、測定距離及び時間の延長などからガソリン消費量が増えたため、
10.15モードに比べ数値は高くない。ただ、燃費性能が低下した訳ではなく、実燃費は
約8割程と実燃費に近い数値を出している。
【その他変更点】
◆初代プリウス
「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズで未来から来た車をイメージして
作成されました。当時では珍しいボンネットとグリルを一体化させたシームレスデザイ
ンにしている。また鍛造アルミホイールなどを採用し、軽量化によって燃費の向上を
図っている。
インテリアの最大の特徴として当時あまりなかった「センターメーター」を採用。
◆2代目プリウス
先代の4ドアセダンタイプからハッチバックタイプに大きく変更される。また車幅が
1.725mmと拡大されたことで3ナンバー登録となった。
また2代目からダイハツへのOEM供給を開始、「HYBRID SYNERGY DRIVE」の
ブランド展開も開始しています。後のアクアにも採用された「おにぎり型ボディ」が
話題を呼び、2003年にはグッドデザイン賞を受賞する。
2代目からモーターのみで走れる「EVモード」の機能も追加される。
◆3代目プリウス
2009年の北米国際オートショーに出品後、リリースされる。2代目同様3ナンバーボディ
を採用し、更なる燃費向上を図るために空力を最大限に考慮しデザインされた。
初代から搭載されたニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更される。
アメリカでは当時のアカデミー賞授賞式にスターがプリウスで登場したことが
爆発的に売れるきっかけとなった。
◆新型4代目プリウス
2015年9月にラスベガスのフランクフルトモーターショーにて発表される。
2代目から続く「おにぎり型ボディ」のトライアングルシルエットを採用し、TNGA
(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と低重心パッケージを融合させる
ことでルーフの頂点を200mm低くすることに成功している。
全長は600mm、全幅は150mm大きくなっている。
エンジンフードも低くなり全体的によりスタイリッシュに仕上がっている。
また単眼カメラとミリ波レーダーを使った衝突支援回避パッケージ(TSSP)を採用。
【まとめ】
1997年に初代プリウスがリリースされてから約20年。2代目、3代目を経て新型4代目
プリウスがいよいよ発売です。何が大きく変わったのか。私も記事をまとめながら
わかってきましたが、それは全てだと思います。
もっといい車作りの思想の元、走る楽しさを高レベルで実現してくれる新型プリウスに
期待が膨らみますね。
良いカーライフを。